2011年04月05日    色は引き出す

先月、新経営研究会さまよりお声掛けいただき、カラーセラピーの出張講座へ伺って参りました。
通常の講座内容に加え、経営者の皆さまに向けた色の活用法にも触れさせていただきました。
基本、一業種一社という形をとられていらっしゃるそうで、会員の皆さまは正に異業種の集い。
そして研究会という名の通り、本当に熱心に耳を傾けて下さいました。
予想外のご質問の多さとその幅の広さに嬉しさを感じましたし、一見「経営と色」という交錯する面がない様に感じられるカテゴリーにも眼を向けていただき、皆さまの懐の深さも感じて参りました。

そして、震災後でもありましたので”心のケア”としてのカラーセラピーの有用性をお話させていただきました。
ご参加下さった方から阪神大震災時に炊き出しのボランティアをされた時のお話なども伺い、講座とは別にこの松本で何が出来るだろうとお話に交らわせていただいたことにも感謝しています。

色は綺麗だと思う感性と共に体=健康、心のバロメーターになれます。
被災地でなくてもPTSDの症状を感じている方、小さなお子さまの揺れや音、暗闇に対するトラウマなど心へのダメージは時間を経て表れることも多いですね。
色彩療法は、閉じ込めてしまった感情や辛い体験、また逆に多幸感や喜びなど積極的に決まり事なく表現していけるものです。
言葉を持たないけれど感情そのものをキャッチしている色を知り、学ぶことで人としての尊厳や精神性、個性まで引き出せます。

色は引き出す

志高い経営者の皆さまとお会いでき、勇気をいただけました。
今後、皆さまの持つ色と私の色とを交わらせ、新しい色を発色出来たら何かに役立てないか・・・。
色による感情や体調のバランサーを身近の方からどんどんと元気にしてあげていただければ幸せです。
松本で出来ること、松本から出来ること、松本だから出来ること・・・そんな風に幸福の連鎖が生まれることを願います。
 


同じカテゴリー(出張レポート・色彩心理)の記事画像
感謝を込めて -オトナのアクセサリー展-
食育講演会レポート -食と色彩-
《心模様に合う食》《予防としての食》
色と香りと人肌と
色が教える -介護福祉士研修会-
介護家族のための講習会 -介護疲れを癒す色つかい-
同じカテゴリー(出張レポート・色彩心理)の記事
 感謝を込めて -オトナのアクセサリー展- (2019-12-25 01:15)
 食育講演会レポート -食と色彩- (2019-09-19 22:30)
 《心模様に合う食》《予防としての食》 (2019-08-29 16:30)
 色と香りと人肌と (2019-08-28 00:00)
 色が教える -介護福祉士研修会- (2019-08-27 10:00)
 介護家族のための講習会 -介護疲れを癒す色つかい- (2019-03-22 14:30)

Posted by EVERGREEN at 00:00 │Comments( 0 ) 出張レポート・色彩心理
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。