2012年03月05日    今月のまめ※まめ

今月のまめ※まめテーマは古今集から 「君がため春の野にいでて若菜つむ わが衣手に雪はふりつつ(作:光考天皇)」 からイメージする豆料理。
ここ信州は寒さが厳しくしっかり四季を感じられるため、春を待ちわびる気持ちは私もとても強く思います。
我が家のお庭でも先週からムスカリが芽を出し始めています。
一日毎に季節の移りを感じます。

豆ンバーそれぞれテーマの和歌自体から、そしてその歌の余白からも感じられる風景・情景・色などをお豆料理に反映させてみました。
私はよく「色」を食したくなり色から考えた食材でお献立を決めることがありますが、和歌からメニューを決めるのは初めてのこと。
豆ンバー間でも「新鮮」「日本語の美しさを改めて感じるね」「情景を思えるのは、日本的なのかな」などいつも以上に会話も弾みました。
まめ※まめも2年目を迎え、テーマに取り組む私たちも楽しさと美味しさを追求しながらも、新しい切り口に臨めレベルアップに挑みます。
今年は、太陰暦をより意識していくの、と新年会まめ※まめで語った私に豆ンバーも賛同してくれ、今回の和歌のテーマに繋がった様です。
太陰暦をよく観察していくと、農にはもちろん、この様に和歌をはじめとする古来からの季節の感じ方が身近になってきます。
学生時代とはまた違った形で古文に親しめることは新鮮です。


【覚書】
・穂高いんげんと菜の花のマリネ
・銀てぼう、カニ、お大根の淡雪スープ
・自家製味噌の焼きおにぎり
・エビとグリーンピースのメレンゲ焼き
・小豆ポタージュ
・セリとくらかけ豆、グリーンピースのバンバンジー
・ハーブ豆乳を添えたレーズン入り餡子のキビ餅ぜんざい 
・桜エビとくらかけ豆の中華風焼きパン
今月のまめ※まめ今月のまめ※まめ今月のまめ※まめ今月のまめ※まめ今月のまめ※まめ今月のまめ※まめ今月のまめ※まめ今月のまめ※まめ

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この記事へのコメント
写真のお料理、とても美味しそうですね。
「まめ*まめ」はどんなメンバーさんたちなのですか?

私は学生時代に古典を専攻しておりましたし、食育指導士の資格を持っているので、
とても興味深く拝見させていただきました。

和歌の背景や、物語に登場する色に対する日本人の美意識など、
現代人が忘れていることを、古典は思い起こさせてくれる気がしますね。

春まだ浅い頃を詠んだ歌をイメージしたお料理だけあって、
ピンクや緑、淡い白など春らしい色でいっぱいの食卓ですね。
私も何か物語からインスピレーションをもらって、献立を立てて、作ってみようと思います。
Posted by karu chan at 2012年03月07日 14:53
Karu chanさんいつもありがとうございます。
とっても勉強熱心でいらっしゃるのですね~。
今回のテーマ「和歌から連想するお料理」については、色々な方からご感想をいただいています。
家族のお料理を作る立場でいると毎日のお献立に工夫が必要になる時があるかと思いますが、切り口をちょっと変えてみると何て楽しいのだろう♪と思いますょ。

豆ンバーは、お豆好きの友人たちと月1で募っています。
私は長年のお豆好きなのですが、なかなかお豆好きな方に出会えないでいました。
ところが、私が「実はずっとお豆好きでお豆と言えば定番の甘く煮たものは殆ど作らず、その他の色々なお料理に活用している」ことをカミングアウト?!したところ、賛同してくれる友人が出てきて・・・という馴れ初めなのです。
まめ※まめをお読み下さって、お豆に興味を持って下さった方も多く、何だか豆ンバーが増えていくようで嬉しく思っています。

どうしてお豆が好きなのかはまめ※まめの最初のブログに書かせていただいているので、お時間のある時にでもご覧下さいね。
Posted by EVERGREENEVERGREEN at 2012年03月15日 14:47
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