2009年05月30日 恋する建築家と香り
親友からの一通のメール。
「同窓生が建築家として活躍している」という内容。
彼女もまたご夫婦で建築家。
こんなにご活躍だなんて!!世界的な日本人になっているっ


’恋する建築’という著書を持つ彼の名は、
「同窓生が建築家として活躍している」という内容。
彼女もまたご夫婦で建築家。
こんなにご活躍だなんて!!世界的な日本人になっているっ



’恋する建築’という著書を持つ彼の名は、
中村拓志(なかむら ひろし)さん。
様々なメディアに取り上げられているので、ご存知の方も多いかも。
その中で、気になったインタビュー記事を見つけました。
フランスの某有名ブランドの店舗建築依頼を受けた時のこと。
「スウィーツを食べていなくても、口の中が甘くなるような気分になる。香水をふわっと吹いて空気中にその香りが舞っている様な、そこにゆくだけで良い気分になる。どちらかと言うとそれまで建築は論理的に作るものだと思っていた。空間とか建築が人の心をぐらぐらと揺さぶる様な力を持ち得るんだと言うことにそのとき初めて気付いた。」
"建築に対しての人の感覚"を重視し、"建築と人間が仲良くなること" を心がけているという中村氏。
インタビューで答えている内容を読み、感性の人ということに納得・・・。
香りの視点から解釈してみた中村氏のインタビューは、建築という結果としてハードなものを作っているけれど、実はとても人間的に行間・心の機微までも汲める、イメージする心を持っている方の発言だな、と。
空間と香りを繋げて考えた時’ルームフレグランス’ぐらししか思い浮かばないと言うことでなく、香りが気持ちや味覚までイメージしうるものであることを知っている中村氏は、目には見えない香りが人に心地よさを与えられることを確実に捉えていると感じました。
「建築で環境を変えていること」に挑み続けている、中村拓志さん。
私も自分らしく出来ることで歩んでいきたいと思います。
これからも、世界基準でのご活躍期待しています。
タグ :目には映らない’香り’だからこそ
Posted by
EVERGREEN
at
08:18
│Comments(
0
) │
暮らしの中の色香
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。