2011年05月05日 18:00
瑞松寺の俊幸副住職さんのお話によると、陸前高田市には元々8つの保育園があったそうですが震災により流されてしまった園もあります。
建物は残っていても浸水しているので使えなくなっていたり、子供たちが遊ぶすぐ後ろはがれきの山であったり、本当にすざましく悲しい現実の色が積み上がっています。
今回ご協力いただきましたお布団は、敷布団&掛け布団、そして薄手のセットには毛布をプラスする形で組合せ、現地のお子さま方へ届けられます。
この発送準備のお手伝いの中でお布団に触れ、それぞれのお布団にはお母様をはじめ保護者のお子さまへの愛情が感じられましたし、お子さまがいらっしゃらなくても思いをお布団に託して下さった方がいらっしゃることも知り、これらの気持ちごと被災地へ届けたいと思いました。
その愛情の元ご協力の輪が繋がって、松本市内だけでなく広域に渡り運び入れ下さった皆さま、感謝です。
瑞松寺さんもこれで支援が終わりな訳でない、長く続ける支援でありたいし顔の見える関係を築きたい、と仰っていました。
今回のこのお昼寝布団が、松本の皆さんと受け取って下さる方々の間に魔法のじゅうたんのように距離の近い・顔の見える関係を築いていかれれば、と願っています。
お布団は、9日には現地に運ばれる予定です。