色彩心理で考える※※※

EVERGREEN

2013年03月03日 00:00

インテリアを学んでいた学生時代、カラーコーディネートでの色の考え方を教わっていました。
同時期より色彩心理に関心を深めていた私は、結局現在もそちらの色に携わっています。
色彩心理に道を進めていますが、カラーコーディネートにも触れていて良かった!と思うことも多々あります。

さて、この度三井のリフォーム・三井ホームさま主催のセミナーに伺って参りました。
「色を暮らしに活かす」をテーマに、これから家作りをお考えの皆さまに向けてお話させていただきました。

今回のお仕事をいただき、以前個人宅の内装を「カラーセラピー的な視点からアドバイスして欲しい」と言うご依頼を受けたことを思いました。
それは私にとても意義深い時間を与え、ご指名いただいたことに今も感謝しています。
一般的にはカラーコーディネートによって、壁紙や空間の色を選ばれることが多いかと思います。

カラーセラピー的な視点からのアドバイスは・・・、

ご家族の皆さまのまさに十人十色=個性の色と性格としての色を導き出し、そこから気持ちや色による効能を取り込んだ色のアドバイスがはじまります。
見た目に美しく調和しているだけでなく、そのご家族皆さまの気持ちに合った色調作りを見出すものでした。

講座でもお話していますが、美しくカラーコーディネートされた配色であっても、誰しもの安らぎ色にはならないですよね。
とても綺麗で美しいのだけど・・・、人によってはその色では発奮されない、アイディアが湧かないなど、何となく惹かれる色ではない場合もあるかと思います。
人によってはある色が落ち着く色であったり、充電できる色だったりします。
その色の何が、どうして(目的)その色を求めたいのかを色彩心理で解きつつ、母船であるご自宅の色を見付け室内の色をしつらう・・・色彩心理的な色を活かすコーディネートという方法があっても良いのではないか、と私は考えています。



過去、松本市美術館さまとの共同主宰で行った色彩心理の講座では、普段のお仕事の際にはカラーコーディネートを使われていらっしゃるガーデンデザイナー、お菓子教室主宰者、インテリアデザイナー、建築士、衣料製作者の方にそれぞれの専門分野を私の行う色彩心理の視点で「心の色で考える色」にチャレンジしていただきました。
新しい選択肢として、受講者の皆さまにご紹介させていただきました。
主宰講座時には、幅広いカテゴリー、そしてカラーコーディネートで考えるのが当然と思われがちなことを敢えて色彩心理でお試ししてみると・・・と言うことをご紹介しています。

色彩心理で考える※※※
よくこのブログにもUPしている様に、私は色彩心理としての色を
「色と食」
「色と健康」
「色と数字」
「色と香り」
「色と音」
「色とテーブルコーディネート/インテリア/ガーデニング」
「色と整理術」
「色と宝石・天然石」
「色とコミュニケーション」
・・・など日常的です。

難しいことはありません。
初めてお試しいただく皆さまにとっては、ちょっとした転換が必要かも知れません。
それはただ、今までの慣習、視点や切り口を少~し変化させるだけ。
ご自身にも周囲にも発見があって、とても楽しいですよ。
是非、皆さま流の色彩心理で考える※※※を見付けて下さいね♪


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