2011年12月09日 17:15
このタピオカとカスタードを合わせたスイーツは、パンプティングの親戚の様な・・・そんな風情があります。
冷たくしても温かくしても美味しいスイーツです。
今回私は、この母レシピを元にハーブを使ったバージョンに仕立ててご提供しました。
それしても、30年以上も前にこのスイーツを作ってくれていた母。
タピオカはまだそれ程流通していなかったはず・・・。
聞いたところ、当時外国人向けスーパだった横浜元町にあったユニオンでタピオカを購入し、その箱に書いてあった英語のレシピを読みながら作りはじめたそう。
そう、その時のタピオカの箱の記憶が私にはあって、赤い色をした四角い小さな箱でした。
ユニオンも輸入食材やお菓子が並ぶお店で、他のお店とは違う特別な色と香りを感じた場所でした。
さて、ハーブ仕立てにした私のタピオカスイーツは先日の”ブレンドの秘密”と同様にちょっとした秘密がありまして・・・
まずタピオカはグリーンとピンクと白の色を使っていました。
・・・と言っても熱を通したりソースを絡めたりしている途中でそれらの色は感じられなくなってしまうのですが。
12月に入りクリスマスシーズンでもあるので、色をシーズンに合わせお楽しみを加えていました。
そしてもう1つの秘密は、
カスタードソースを作るミルクをカモミルク=カモミールミルク=にしてありました。ここがハーブ仕立ての私流になっていました。
作り手のちょっとした遊び心、でした!
↓レッスンではドライローズを飾りましたが、ここではミントを添えています。