2011年04月13日 10:15
スピリチュアル系、または精神性のお話をされる方が「手放して下さい」と仰ることを聞いたこと、言われたことはありませんか?
そして、今は状況的によりこの言葉を言われ易かったり、仰る方が多発している気がします。
私は精神的なもの、心に関すること(カラーセラピー、アロマセラピーなど)に携わっていますので、体・心・霊性と一体であることはよく理解していますが、そのどの状態や理解が強くてもバランスが良くないのではと思っています。
だからこそ異口同音にすぐ「手放して下さい」と言われることに、実は違和感も感じています。
本当にその方のための「手放して下さい」になっているのか・・・。
心と体のケアに携わっている私でもそんな感覚を持つのに、そうでない立場の方々には特に理解し難いのではないかと思うのです。
「手放すって何を?」「今あるものは全て必要で大切」「優先順位はつけられない」
普段の生活や生き方に精神性(見えない世界)への理解に親しくないと、この様にその意味さえ分からないという感想は不思議なことではありません。
本当に人の心理に触れ、サポートすることを想えば分かり易く受け取り易い形、表現でお伝えすることが大切なのでは、と私は思っています。
そうすることで「見える世界(現実性・物質的)と 見えない世界(精神性)」をその方流に理解していただけると実体験を通じて感じています。スピリチャルはWHOの提言でも記載されたように、特殊な能力を持つ方が感じるというだけのものではないですよね。その方の深い意識だったり、気・・・、とても奥深く大切に考えるべきことだと思います。
キーワードとなる「手放して下さい」を私なりに紐解いてみました。