”ハの字” ノ 幸せ

EVERGREEN

2009年11月14日 17:30

「語るも幸せ、聞くも幸せ・・・」ということが、どのくらいあるでしょうか。

そう感じることの出来た、90分。
この頂いた”自分のいのち” =どの様に使っていこうかと考えた、時間。
そして、カタカナの”ハの字”の如く、親子で頭をくっつけた微笑ましく、幸せの姿をたくさん見ることが出来た、この日。




 
私がこの度ご縁を頂き、同席させて頂いたK小学校6年4組で行われた ”いのちの授業”
「いのちの授業って何だろう?」
これを知りたくて、外部者であるのにも関わらず参加を快諾して下さった先生・クラス役員の方々、そして講師の先生方、本当に有難うございました。
お陰さまで、琴線が振られっぱなしで授業を受けることが出来ました。

親子レクという時間の中で行われた”いのちの授業”はとてもシンプルで、人として私たちが最も大切にしなければならない”いのち”について考えていくものでした。
自分の心臓の音を聞き、親子で友人でとお互いに心臓の音を聞き合う。
私も友人や自分自身の「ドクドクドク・・・」と絶え間ない心音を聞いているうちに、とても有難く思う時間でした。
家でよく子供にくっつき、心臓の音を聞くことがあります。何とも言えない幸せに「感謝」をしている自分が居ます。

今、存在している自分は、いのちの連鎖であること。
食べ物にもいのちがあり、私たち人間はそれを頂いているということ。そういう、日常当たり前にしてきたことを”いのち”という視点で考えを広げていく時間でした。

いのちってね、感謝することってね、怖々しく言うことでも仰々しく言うことでもなく、「ありがとう」って伝え合うことだったり思い合うってことなんだな、と改めて感じました。
私もいつも「愛でられる自分で居ること」がとっても大切です・・・つまりそれが、他者への思いやりにも繋がるから・・ということをお伝えし続けてきました。講師の先生方も、「自分のこのいのちや周りの人のいのちも 喜ぶ様に使ってあげようね」と、子供たちに伝えていらっしゃいました。

子供たちにとってこの授業を受ける機会があることは、大きな意識が育まれていくと思います。
また、子供だけでなく大人にとっても、こんなに素敵で温かな感謝の気持ちが募る授業に参加できたことは、意義のあることでした。
私が脈々と繋がって来た”いのち”を思う時、出会えたこと・縁を結べたことに感謝して、その大切な人と”ハの字”になるか、もしかしたら”数字の1”になって自然にくっついているでしょう、と思います。

講師をして下さったのは、世界的なギター製作会社「フジゲン」の会長横内祐一郎先生、産業カウンセラーの橋本京子先生、田口先生、上條先生です。有難うございました。
大切なことを改めて気付かされた”いのちの授業”でした。


  
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