”色”の裏切り

EVERGREEN

2009年09月19日 10:30

”お紅茶レッスン”へ参加させて頂きました。
日頃、ハーブティーのブレンドをしているので、学びを求め関心も高く行って参りました~
場所は、松本市にあるグリペール洋菓子教室
お紅茶は、塩尻市でブルーム・ヒルズ紅茶教室を主宰されている中嶋ルリ子先生、そしてお菓子はグリペールの藤森美奈子先生です。
←18~19世紀のビスケット・ウォーマー:パーティーバックみたいでしょ。真ん中から左右に開くのです!スコーンなどティーに欠かせないお供を温める工夫が凝らされていました。
とっても合理的なのに、この繊細さステキ!

イギリス形式でのテーブルコーディネート、お紅茶のテイスティングやアフタヌーンティーに合わせたい”スコーン”のデモンストレーション、そしてティータイムへ・・・・、楽しく学ぶことができました。
銀食器やシノワズリーの美しいティーセットに触れながら、英国人が持っている”東洋への憧れ”を感じることができました。

そのレッスンの中で、私にとっては驚くべきことが
 
ダージリン専門農園で作られたのものを、銀座にあるこれまたダージリン専門店で扱われているセカンドフラッシュ・・・。
こちらは、その時期にしか頂けない貴重なお味。
中嶋先生がゴールデンルールで入れて下さったカップに注がれたティーの色。
見た目とても淡い色・抽出時間5分とは思えない程なの。

でもね、カップから香り立つ香りは素晴らしく、鼻孔をくすぐってくる訳です。
視覚的に色が薄いと、お味もそれに比例して・・・と思いがちですが・・・、
なんと!なんと!しっかりと茶葉の香りとお味「これがゴールデンな入れ方なのね~」とよーく分かりました。
色に良い意味で”裏切られた”体験でした。

時に、ティーバッグでお召し上がりの際も、入れ方を丁寧にすれば美味しいティータイムを愉しめるのです。
以前、イギリスに滞在していた折にはアフタヌーンティーの食文化にはまり、アフタヌーンティー&ハイティーと順ぐりで楽しんでいましたところ・・・私の体は丸々としてきて、お財布は細々となった体験があります・・・
それでも、良い経験が出来たこと、私にとっては懐かしい宝物の時間です。

今回のお紅茶レッスンもイギリス文化に触れられた、素敵な学びになりました。


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