マリリン・モンローの香り
香りにも流行がありますね。数年前には、メンズ用が女性に好まれたり、ユニセックスな感じが受けていましたよね。
今なら、ちょっと甘めのガーリーな感じでしょうか。そして、香りだけでなく+αのあるもの、つけるとキラキラ感がコスメ効果も狙えるもの、ペアでつけ二人が一緒にいる時、相乗効果で一つの香りが出来上がる、という隠し技の様な香水まで!
香水のはじまりは、16世紀。
香水が生まれる元となったのがエリザベス女王の「ハンガリー・ウォーター」と言われています。
アロマの世界で「ハンガリー・ウォーター」と言えば、有名でクラッシックレシピの美肌化粧水のことです。年齢と共に肌の老化を感じた女王が、植物の効能に詳しい者に作らせた化粧水。これをつけていたら若々しさが甦っただけでなく、年下の隣国の王子にプロポーズされました~♪と大きなおまけの付いた幸せなお話です。
香水のはじまりは、アロマテラピーにも関係が深かったのですね~。
香水とアロマテラピーは今では違うものですが、香水の元々は天然植物の抽出液などから作られたものです。
さて、時代を旅して・・・モンローの香りは、どうなの?
シャネルの5番!歴史にも名を残す、名香ですよね。
マリリン・モンローによって一躍脚光を浴びた香水としても有名で「シャネルの5番をまとって眠っているわ!」とは彼女が残した名台詞です。
そのお陰か、この香水にはゴージャスでセクシーなイメージがありますが、実際には深みのある落ち着いた香りです。
また、シャネルの5番は天然成分に人工香料を加えて作られた香水としても、業界の歴史に大きな一石を投じた様です。
シャネルの5番のベースノートとして使われているのは’ベチパー’です。
ベチパーは聞き慣れない方も多いかと思います。エッセンシャルオイルにもあり「大地の香り」と言われ、個性的な香りです。効能としては、心を静め、緊張を和らげて、媚薬と言われる一つです。
他にベルガモットも入っている、と言われるシャネルの5番。
ベルガモットは「自然の抗うつ剤」とも言われ、気持ちのバランスを図ってくれる爽やかな香りです。
お紅茶のアールグレーの香り付けとしても、知られています。
マリリン・モンローを思えば、シャネルの5番は彼女のアロマテラピー的な存在だったのかも知れませんね。
亡くなった時にも、この香りの瓶が側にあった・・・と言い伝えられているとか。
う~ん!「歴史に香りあり、色ありで・・」やっぱり楽しくってやめられなーい!
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