紙石鹸
割と小さな頃から、香りのものが好きだった私。
幼い頃、よく母に買って貰った「紙石鹸」(ご存知ですか~?)
親指と人差し指で輪を作った位の大きさ、うすーくて光が透けて見え本当に紙の様。
ピンクや黄色、グリーン、そしてブルーもあったはず。
大事そうに小さな小さなパッケージに包まれて、とっても綺麗。
その頃の私にはブルーはとても大人っぽく映っていて、ちょっと選べなかった色。
紙石鹸自体は、泡立ちも悪く石鹸としてあまり使えなかったけれど・・・、
あっという間に消えてしまう儚さも大好きだったな~。
淡くほんのりと香りがして、こども心にも素敵な気持ちになれるアイテムでした。
とっておきのハンカチに紙石鹸を挟んで「特別」って思って過ごしていた日が懐かしい。
香りは記憶と密接に結びつきます。
人とすれ違った時、季節の花の香り、紙石鹸の様に思い出のアイテムを通して。
香りから映像が脳に甦るってこと、暮らしの中で結構されているはず。
香りと共に、幸せな時間を重ねて過ごしていきたいですね。
今でもあるのかな?紙石鹸。
どなたかご存知?
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