調理道具も薬効たっぷり~
信州・松本市は、首都圏よりも少々早く春休みが始まる様です。
私たちは今週末から1週間、湘南へ帰省予定です♪
海よ、待っていておくれ~!
今月に入り、お出掛けする先々で美味しそうなものを目にすると、帰省のお土産にと少しずつ準備しています。
こういう本番までの準備がわくわく感を盛り立てますよね!
私はプロセス好きなのでしょう。
そんな中、相棒が”私の母へのお土産に”と渡してくれたものは、私も憧れている欲しいもの・・・
相棒お手製”本山椒で作ったすりこぎ”です。
何年か前から本山椒のすりこぎを作りたく、準備していたもの。
信州松本産の山椒の木を求め、自ら山に入りセレクトし、3年間しっかり乾かして作ったすりこぎ。
本山椒は薬効があり漢方でも使われていますし、私が関わっている薬用植物香草&スパイスの世界にも属している植物です。
すりこぎを使っていく中で自然に本山椒の木が擦られ、調理で使う程、薬効に恵まれます。
”本山椒”というところがポイントで、山椒の中でも本山椒でないと意味がありません。
本山椒とそれ以外との見分け方を教わったので、私も山に入るといっぱしな感じで本山椒は見分けられます。
本物は香りが全く違います。
山の仕事を生業とする方々は昔から山歩きに疲れた時に山椒を始め、香りのある木や葉を嗅いだり、口に含んだと聞いています。
まさに知恵と経験によるアロマセラピーですね。
山を知っており、山菜やきのこ狩りをする相棒は、器用で仕事が丁寧、こだわり人でもあります。
この本山椒のすりこぎに結んだ革紐もちょっと特徴的な結び方を施しています。
長さもあるので作業も疲れなく出来そうです。
実家ではすり鉢のお仕事は父が上手で、このすりこぎも父が一番手にすることになるかも知れません。
???!
じゃあ、この本山椒のすりこぎは”息子から父への贈り物”になるのかな。
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