言葉遊びと禅の心?!
「生まれて初めてのこと」って40の手習い過ぎてもあるものですねぇ。
・・・と言うことで、私は先月から♪ラップ♪をヘビロテで聴いています。
【プレ・セルフイントロ/24365】
きっかけは、先日出会った松本市在住MC/ラッパーのヨーゼフ・ゼフィ・ゼフォ氏。
http://www.yozef.jp/
お互い互いの噂は聞いていたもののお会いしたのは初めて。
共通の友人との3人のお茶タイムは、見た目も雰囲気も年齢さえバラバラで何とも不思議な光景に映ったことでしょう。
でも、当の私たちはとっても素敵なコミュニケーションが取れていて「分かるね~」なんてお話していましたょ。
と言うのも3人共、言葉や感情、感覚を大切にするタイプで好きなことにのめり込みの傾向が強い様でしたから、共通項があったのですね。
ヨーゼフ君とお話するうちに「ぜひ、彼の作っているラップ=言葉=を聴いてみたい」と思いCDを手にしました。
勿論初めて聞く音楽のジャンルで、外出先にも歌詞カードを片手に持ち歩き言葉を読みます。
まず、センテンスが割と短くて、俳句みたい!
ラップは私が持っていたイメージと違って・・・
歌詞を追っていると気持ちが熱くなったり落ち着いたり出来て、まるで禅の心に触れている、そんな印象でした。
中には英語表記が暗号の様になっていたり、数字が歌詞に混ざって来たりと特有さもありますが、それは次回ヨーゼフ君とお会いした時にレクチャーしていただきましょう。
お陰さまで、たっぷりの質問事項と共に興味が生まれ、韻の世界観にすっかり虜。
→このご本もおススメ!「赤一色の装丁」にも色の心理を深読みしてしまう、私です。
私にラップを歌うことは難しいけれど、歌詞は気持ちと言葉を大切に選び、言葉遊びも取り混ぜる素敵なワークではないかと思い、【声に出して踏みたい韻】細川貴英著を読み始めました。
この著者はどうやら韻を好き過ぎて書かれている方だ、と1ページ目から感じられます。
ラッパーではなく「韻を広める活動をしている人」=韻のエバンジェリスト(つまり伝道者ね!)として生きると大学生の時に決めたそうです。
就活中の面接でも自分らしさを出す為に「志望動機をラップ」し、さらに伝道者としての責務からそのラップに「解説」を付けたと言う・・・
まぁー何て面白いの~!!!
元々は物理学の著書で大ヒットを飛ばしている方なので、守備範囲が広いと言うか、解説力もスッキリしていてロジカルで最高!
絶対韻感を自負するだけあり、全編通して笑っちゃいながら読み進められるのにとてもマニアックで・・・ともすると学術的。
中高の学生に対応する「お勉強ラップ」なるものもあるらしいので、韻って奥深いんだわー。
ダジャレと韻を踏むことの違いもしっかり書かれていますので、私もいつか隠れ韻まで踏める様になりたいわ!
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