悲しみのうずめ方

EVERGREEN

2015年12月10日 00:00

1年も締めくくりの時期に入って来ましたね。
12月はやることが多過ぎてなかなか自分自身をゆっくり顧みる余裕が持てず・・・私はいつもこの時期から考えていることが多い気がします。
と言っても「考えながら、取りこぼしながら走っている!」状態ですが。

さて、日々生きることは健やかな体があっても大変だと感じることもあるでしょう。
逆に病などで体が思う様に動かないけれど、気持ちは以前より落ち着いて大切なことに気付けている方もいらっしゃることでしょう。

年の瀬を迎えるこの時期、目や耳に入る色や音からも賑やかで浮き立つ様な環境を迎えます。
でも、そんな中「ふとした瞬間、寂しさを感じてしまう」と伺います。
そうお話下さる皆さまは、ふさぎ込んでいる様子には見えず、日頃お仕事に勤しみ努力を重ねる素敵な方が多いのです。
公私のスイッチを切り替え忘れ、または曖昧になりがちだとどうしても”素の自分に戻り忘れてしまう”ってことありませんか?

”素の自分はどうだっけ?”なんてなっていれば、優先的に自分が楽しめる時間を持つ様工夫してみましょう。
仕事と家庭の両立、子育て中、介護や看病をしている、就活中、新しい土地と人に馴染み中、人間関係の諸々・・・など思う様に動けない時かも知れません。
でも、忙しい中にも運転中、待機中、入浴中・・・隙間時間はあるはずです。
洗面所や寝室など”素の状態”になる場所に”香り”を存在させることでスイッチの切り替えはよりし易くなりますね。

幸せだと感じられる心は正解を求めるものでもなく、合格をいただける数値がある訳でもありません。
笑顔は病をも寄せ付けないとっても大切なことですが、本当に笑っていない「作り笑顔」では魅力も効力もダウン。
本当の笑顔が出ないのなら、我慢せず、悲しみのままに悔しさのままに泣くことも”1つの悲しみのうずめ方”
今月は11日に新月を迎えます。
「最近、涙を流していますか?」


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