可能性を広げる

EVERGREEN

2013年10月25日 00:00

今後の出張講座で控えている中にテーマが《※※予防とアロマ》と言うものがあります。
主催者の方から対象者世代(主に60代以降の皆さま)を伺い、内容はお任せで承っております。
では、《※※予防とアロマ》の※※は・・・・?


 
認知症です。

今までも各アロマセラピーの講座で折に触れ、メディカルアロマセラピーの活用の可能性についてご紹介して参りました。
更年期、そしてその時代を経て、さらに成熟期(世間では老年期と言われていますが・・・)にも大いに活用できるものです。
年齢を重ねられた方向けにお話をさせていただくと「香り」と聞いただけで、
「あー、苦手苦手!私、無香が好きだから」と仰る方がいます。
また、逆にお若い世代で強い香りに慣れている方々は、
「お花系の香りは嫌い」と避ける方もいます。
香りは強く好みが分かれるものであり、直、脳へ感じるので致し方ない部分はあります。
その直球型の脳への反応が、認知症予防のアロマセラピーと繋がる訳ですが・・・。

実は、本物の香りを嗅ぐ機会に恵まれていない場合があります。
特にローズは、その素晴らしい効能とは裏腹に、容易く人工的に香りが作られてしまいます。
ですから、洗濯用洗剤をはじめ、住宅用洗剤、入浴剤、車内用芳香剤・・・など
ありとあらゆるものにローズの香りがあるでしょう。
中にはエッセンシャルオイルを使用しているものもありますが、多くは人工香料としてのローズです。
ローズに限らず、このところ問題になっている柔軟剤の化学的な芳香成分は、その強さゆえ
体に不調を感じてしまう方も少なくないそうです。
もしかしたら、人工香料ではなく本物の香りを嗅がれたら・・・好きになってしまうかも知れません。

心地よく豊かな香りに包まれる時間は、穏やかな気持ちになれます。
香りによって脳の活性化・情緒の育みも見込めるので、香りに親しむ時間がどの世代にも増えていくことを願い、
取り組んでいます。
ハーブやお花を育てるガーデニングや畑仕事もとっても良いと思いますが、エッセンシャルオイルを使用する香りの予防は、
塗布して体内に薬効を送り込むことも出来ます。
同時にハーブティーも楽しみながら取り入れられると、さらに効果の後押しです!
ぜひ自然の香りを心と体に満たすことの出来る、植物療法の予防としての可能性をもっとご紹介していきたいと思います。
気持ちが穏やかになったり、元気になれるベストの香り(植物たち)を持っていることは、おすすめですょ。




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