こちらの言っていることをほぼ理解出来ているだろう、幼稚園くらいのお子さまの反応もとても豊かだ。
私は、色と香りを使って色々な試みをしているが、小さなお子さまに接することも多々、そして日々ある。
先日、こんなことがあった。
「お風呂に入れる入浴剤、何色が好き?」
「今日は・・・・、青の気分」
(き!きぶんって!!あなたはおいくつかしら?確か、4歳になったばかり・・・では?)←私の心の声
「青の気分って?どんな気持ちなの?」
「涙が出ちゃうのよ」
(えっ!色で気持ちが表現出来ること、知ってるのね!!)←私の心の声
これは何気ないけれど本当に素晴らしいことで、色を学ばずしも色から受けるイメージを感覚的に自分に取り入れ、それを日常的に使っていることを意味している。
その後も、「じゃあ、他の色だとどう?」と黄色・赤・ピンク・グリーン・紫と聞いてみた。
(わぁ~、色の特徴を掴んでるわ~!!!unbelievable)
↑私の心の声
机上で得た知識を言っている訳でもなく、感性で捉えている答えにとても感心した。
私もこの心を持って暮らしを重ね、人生を創っていきたいとも思った。
さて、上記「青の気分」で「涙が出ちゃうのよ」と言った彼女。
カラーセラピスト、そしてママとしては、色と意味の繋がりが少し気になった。
話を少しずつ聞いていくと、その日幼稚園で男の子から叩かれてしまったそうだ。
「○○パンチ~!」とよく男の子がヒーローに成り切ってやっている、アレだろうと思われる。
喧嘩でもない、ふざけている挙げ句に手がちょっと・・・ということだろう。
でも、それを「涙が出ちゃう色=ブルーな気持ち」として「青の入浴剤」に気持ちを託した彼女は、感覚で今日の気持ちは「青」だった訳。
『ブルーな気分』『ブルース』という言葉があるが、これもズバリ色で気持ちを表現している。
「今、ブルーなの」と聞いて、誰も楽しい気持ちなのね!とは思わないでしょう?
色は言葉までにも日常に入り込み、人の気持ちを代弁するもの。
特に、会話自体もまだ未発達な時期のお子さま。
何気ない生活の中の言葉から、ご家族が気持ちを汲んであげられれば、より深いコミュニケーションがとれるのではないでしょうか。
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